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淀五郎

Author:淀五郎
 
“淀五郎”は古典落語の演目。
相中にすぎなかった歌舞伎役者の澤村淀五郎は『仮名手本忠臣蔵』の判官役に抜擢されたが、四段目の切腹の場で、座頭で由良之助役の市川團蔵から連日のダメ出し。思いつめていたところ中村仲蔵に「いい所を見せようとする気持ちが強すぎる」とアドバイスを受けて、開眼。二階級特進の名題に抜擢される。六代目三遊亭圓生の十八番だった。

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第29回 人形町らくだ亭(10月28日)
101028_らくだ亭
地下鉄人形町駅で下車、途中のそば屋で腹ごしらえ。
冷たい雨の降る中、日本橋劇場へ向かう。
悪天候のせいか7割り程度の入り。




第29回 人形町らくだ亭
(2010年10月28日 18:50~20:55、日本橋劇場)

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(開口一番)林家扇「饅頭こわい」
古今亭志ん輔「佐々木政談」
柳家さん喬「お若伊之助」
仲入り
柳家小満ん「小言幸兵衛」
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◆扇:「饅頭こわい」(18:50~19:00)
前座になって2年。明るい芸風でしっかりと演じていて内容もまずまず。
終わってお辞儀をすると、マイクに頭突き。

◆志ん輔:「佐々木政談」(19:01~19:33)
マクラでは、南町奉行であった佐々木市信濃守の末裔が人形町に住んでいる話。今度訪ねてみようと思う。
機知に富み、とんちが得意の四郎吉を暖かい視線で見守る佐々木信濃守がいい。
妙に子供っぽい口調で四郎吉を演じる噺家もいるが、抑制の効いた喋りで上っ調子にならずに落ち着いて聴ける。

◆さん喬:「お若伊之助」(19:34~20:13)
伊之助とお若の中を疑って、お若の母親のお内儀が伊之助の出入りを一切禁ずるために50両を渡すことを鳶の頭に頼む場面は迫力があった。
お若が預けられている根岸の伯父の家と伊之助の家の間を右往左往する鳶の頭には、大笑い。

◆小満ん:「小言幸兵衛」(20:25~20:55)
小波のような笑いを始終誘い、和やか雰囲気が客席を覆う。
江戸っ子の喋りを澱みなく語る。
決して派手ではないが、“本寸法”の一席であった。

噺家が高座に上がっている間は、物音一つさせないで噺に集中している観客のマナーの良さに毎回感心させられる。
3人のベテランの芸を鑑賞できた後味の良い落語会だった。
11月と12月のらくだ亭は都合で行けないが、来年早々にはまた足を運びたい。もう鬼が笑ってる?

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テーマ:落語 - ジャンル:お笑い

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