FC2ブログ
 
■プロフィール

淀五郎

Author:淀五郎
 
“淀五郎”は古典落語の演目。
相中にすぎなかった歌舞伎役者の澤村淀五郎は『仮名手本忠臣蔵』の判官役に抜擢されたが、四段目の切腹の場で、座頭で由良之助役の市川團蔵から連日のダメ出し。思いつめていたところ中村仲蔵に「いい所を見せようとする気持ちが強すぎる」とアドバイスを受けて、開眼。二階級特進の名題に抜擢される。六代目三遊亭圓生の十八番だった。

■最新記事
■カテゴリ
■検索フォーム

■月別アーカイブ
■FC2カウンター

■リンク
■QRコード

QR

第134回 開場30周年記念文楽公演 「通し狂言 菅原伝授手習鑑」 平成26年4月
201404haiyaku_omote2_convert_20140510103620.jpg 201404kaisetsuA4_ura_convert_20140510103726.jpg 201404haiyaku_ura_convert_20140510104011.jpg

住大夫師が引退を表明しての大阪公演。
出演する第2部のチケットは完売状態。

第186回文楽2月公演 第1部、第2部
(2014年4月18日 18:15~21:00、国立文楽劇場)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
通し狂言 菅原伝授手習鑑 
  初段   
    大内の段            (10:30~10:54)
    加茂堤の段         (10:57~11:20)
    筆法伝授の段        (11:25~12:30)
    築地の段          (12:30~12:51)
  二段目
    杖折檻の段         (13:21~13:51)
    東天紅の段         (13:51~14:11)
    丞相名残の段        (14:11~15:27)

  三段目
    車曵の段          (16:00~16:28)
    茶筅酒の段         (16:33~17:08)
    喧嘩の段          (17:08~17:22)
    訴訟の段          (17:22~17:40)
    桜丸切腹の段        (17:40~18:17)
  四段目
    天拝山の段         (18:42~19:23)
    寺入りの段         (19:28~19:42)
    寺子屋の段         (19:42~20:58)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


◆桜丸切腹の段
 この段に入る前から客席からはざわめきが起こり、住大夫が登場すると割れんばかりの拍手がいつもよりもかなり長く続いた。
住大夫が語り始めると、観客の一言も聞き逃すまいとの気持ちから客席はシーンとなった。
住大夫は往年の艶のある語り口にはさすがに及ばないものの、“枯れた”語りがいつまでも耳に残り、胸が熱くなる思いであった。松王丸の勘十郎、桜丸の蓑助、八重の文雀、などの人形が引退狂言に花を添えた。

◆天拝山の段
 菅丞相のかしらがそれまでの孔明から丞相にかわり、都の時平への怒りから雷神になって口から火を噴く場面はスペクタクルを見るようで、長時間の感激の疲れが吹き飛ぶほどの面白さだった。

◆寺子屋の段
 嶋大夫の語りを他の方のブログを拝見しても熱演していたとのことで楽しみにしていたが、残念ながら病気のための休演であった。
代演は千歳大夫。精一杯大役を務めたという印象で、彼を見る目も変わった。
でもやっぱり嶋大夫を聞きたかった。5月公演が楽しみだ。

本公演での人形遣いでは、菅丞相を遣った玉女が筆頭。
どっしりと構えて、すべてを悟ったような堂々としたした風格を見事に表していたように感じた。

スポンサーサイト



文楽 | | トラックバック(0) | コメント(0)
次のページ