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淀五郎

Author:淀五郎
 
“淀五郎”は古典落語の演目。
相中にすぎなかった歌舞伎役者の澤村淀五郎は『仮名手本忠臣蔵』の判官役に抜擢されたが、四段目の切腹の場で、座頭で由良之助役の市川團蔵から連日のダメ出し。思いつめていたところ中村仲蔵に「いい所を見せようとする気持ちが強すぎる」とアドバイスを受けて、開眼。二階級特進の名題に抜擢される。六代目三遊亭圓生の十八番だった。

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第553回 紀伊國屋寄席(1月31日)
今年初めての紀伊國屋寄席。先行発売分は早々と完売になったようだ。実力者と人気者の揃った落語会のためだろうか。もちろん客席も満席だ。

第553回 紀伊國屋寄席
(2011年1月31日 18:21~21:05、紀伊國屋ホール)

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(開口一番)春風亭朝呂久「ざる屋」
柳亭小痴楽「浮世床」
柳亭燕路「だくだく」
柳亭市馬「お神酒徳利」
仲入り
柳家権太楼「笠碁」
三遊亭小遊三「味噌蔵」
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◆朝呂久:「ざる屋」(18:21~18:32)
このところ朝呂久の開口一番を聴くことが多い。明るい芸風が演目とぴったり。

◆小痴楽:「浮世床」(18:33~18:54)
“夢の逢瀬”のみを演じた。芝居で会った女が気色悪く噺がすべっているような感じ。
もう少し落ち着いて喋ってもいいのではないだろうか。

◆燕路:「だくだく」(18:55~19:20)
ベテランの味で落ち着いて聴くことができた。
派手ではないが可笑しみも十分。泥棒が盗むつもりになるところからテンポアップし、メリハリがあるいいリズムで噺を聴くことができた。

◆市馬:「お神酒徳利」(19:21~19:58)
番頭の善六は最初は易者のふりをするのに自信がなくて女房頼みであったが、運もあって徐々に自身をもって占い?をしてピンチを切り抜けていく痛快な噺がよかった。面白みも十分に盛り込まれていて本日一番の印象。

◆権太楼:「笠碁」(20:10~20:39)
何回聴いても相変わらず面白い。“憎らしいけど憎めない、会わないと寂しい”、そんな碁友同士である2人の旦那を表情豊かに演じていた。

◆小遊三:「味噌蔵」 (20:40~21:05)
明るく軽快な喋りっぷり。味噌屋の主人の吝嗇屋ケチ兵衛のケチぶりに失笑してしまう。主人の留守をいいことに日ごろのうっぷんを晴らそうと奉公人たちは番頭に申し出る。番頭は帳面を“ドガチャカ”ごまかすこで飲み食いの費用を工面する。たびたび“ドガチャカ”が出てきて可笑しい。予想に反して早めに帰ってきた主人が奉公人たちを説教していたところ、木の芽田楽を届けに来た豆腐屋の“焼けました”の言葉を主人が聞いて火事と間違えるところは痛快。

燕路、市馬、権太楼、小遊三と4人それぞれ持ち味が十分に楽しめた落語会だった。

テーマ:落語 - ジャンル:お笑い

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